研究活動 RESEARCH
研究テーマ
地域看護倫理研究
・保健師による実際的な放射線防護文化のモデル開発・普及と検証:放射線防護専門家との協働によるアクションリサーチ
平成24-26年度 環境省原子力災害影響調査等事業(放射線の健康影響に係る研究調査事業)(主任研究者:麻原きよみ)
・『公衆衛生看護の倫理』教育のモデル構築と検証:カリキュラム・教育方法・教材の開発
平成23-26年度 文部科学省科学研究費補助金基盤研究(B)(研究代表者:麻原きよみ、研究分担者:小林真朝)
地域看護における倫理教育についての先行研究に引き続き、今年から取り組み始めている研究です。保健師教育機関(専修学校・学士課程・大学院)における「公衆衛生看護の倫理」教育のためのモデルカリキュラムと教育方法および教材を開発し、「公衆衛生看護の倫理」教育モデルを構築・検証することを目的として取り組んでいます。
・保健師の倫理的実践に関わる自治体行政組織のエスノグラフィー
平成22-24年度 文部科学省科学研究費補助金挑戦的萌芽研究(研究代表者:麻原きよみ、研究分担者:小野若菜子)
保健師の日常の倫理的ジレンマを生じさせ、倫理的実践を困難にする自治体行政組織の文化について研究しています。このことにより、保健師の効果的な倫理的実践を支持する組織体制のあり方と組織文化の形成に関する示唆を得ることを目的としています。
・研究代表者 麻原きよみ 研究分担者 小林真朝:文部科学省科学研究費補助金基盤研究(B)(一般)、平成19-22年度、地域看護における体系的倫理教育ラダーの開発と評価
・研究代表者 麻原きよみ 研究分担者 小林真朝:文部科学省科学研究費補助金基盤研究(C)(一般)、平成16-18年度、地域看護における倫理教育プログラムの開発と評価
農村地域看護モデルに関する研究
・研究代表者 麻原きよみ:文部科学省科学研究費補助金基盤研究(C) (一般)、平成9-11年度、農村文化に基づく看護活動に関する民族誌学的研究―農村看護モデルの構築をめざして―
保健師活動および基礎教育に関する研究
・研究代表者 麻原きよみ:厚生労働科学特別研究事業 、平成19年度、保健師基礎教育における技術項目と卒業時の到達目標に関する研究
・研究分担者 麻原きよみ(研究代表者 筒井孝子):厚生労働科学研究費補助金、平成15年度、地域保健サービスの担当職員における連携評価指標開発に関する統計的研究
人と動物のつながりによるコミュニティづくり
・「動物との共生を基盤としたCommunity Developmentモデルの構築」
平成26年度~29年度 文部科学省科学研究費補助金 基盤研究(C)(研究代表者:小林真朝)
動物との共生経験と他者との交流や地域参加といった社会的健康側面との関連についての分析を通して、「動物との共生を基盤としたCommunity Developmentモデル」の構築と検証を行うことを目的としています。
・「生活習慣特性を活用したコミュニティ支援プログラムの開発と評価」
平成22年度~25年度 文部科学省科学研究費補助金 若手研究(B)(研究代表者:小林真朝)
<人々がもつ生活習慣特性を活用して、同様の特性をもつ人々を1つのコミュニティと捉え、このコミュニティが地域の資源として発展できるよう支援する介入プログラムを開発することを目的に、地域で伴侶動物と暮らす人々を特定集団(コミュニティ)として焦点をあて、彼らがもつ生活習慣特性を活用したコミュニティ育成のための支援プログラムを開発することを目指しています。
訪問看護におけるターミナルケア、グリーフケアの研究
訪問看護におけるターミナルケア、グリーフケアは、看護師にとって難しさや課題があり、その方法論の確立を目指しています。今後、教育活動や実践活動に貢献していきたいと考えています。(研究代表者:小野若菜子,第17回平成19年度公益信託山路ふみ子専門看護教育研究助成基金、平成19年度聖路加国際大学21世紀COEプログラム奨励研究費)